世界保健機関(WHO)が3月11日に、新型コロナウイルス感染症をパンデミックと評価して以来、依然として猛威を奮い続ける新型コロナウイルス。
オーストラリアは日本に先立って、まだ感染者が少ないうちから徹底したコロナ対策を始め、今ステージ3の対策を講じています。
そんなオーストラリアのメルボルンの近況報告です。
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屋外・屋内含め家族以外との集会は2人(自分以外1人)に制限
買い物や医療機関を受診する際も、自分ともう1人だけに制限されました。
3月29日以降、屋内・屋外含め家族以外との集会は2人のみになります。
プレイグラウンド、スケートボード場閉鎖
プレイグラウンド、スケートボード場には規制テープが貼られ、使用禁止となりました。
70歳以上の方、既存症又は併存症を有する60歳以上の方に対して自宅待機を強く要請
また、感染リスクが高く、さらに重症化してしまうリスクの高い70歳以上の方、糖尿病や心不全、呼吸器疾患(COPD等)の基礎疾患がを有する60歳以上の方に対して、自宅での自己隔離を強く要請しています。
Social Distance(ソーシャルディスタンス)
これは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、人と会話をしたり列に並ぶときは、人と人との距離を1.5m以上離すことを推奨しているものです。
オーストラリアでもスーパーのレジに並ぶ際、足元に立ち位置のサインが記されていたり、セルフレジは並んで使えないようになっています。
また、エレベーターは最大4人までとされ、エレベーター内もテープで4つに区切られています。
メルボルンの道路で見つけた素敵なメッセージ
メルボルンのとあるサバーブで買い物に行く途中、道路であるものを見つけました。
それは、チョークで書かれた虹の絵とメッセージ。
そこには「Have a nice day」「Enjoy your day」というメッセージが書かれていて、小さな子どもが一生懸命書いてくれたのかなと思うと、とってもほっこりしました。
オーストラリアのこういうところ、いいなって思いますよね。
まとめ
先日、新型コロナウイルスの感染した志村けんさんが肺炎を患って亡くなったという訃報を聞き、日本だけでなく世界中の多くの方が涙したと思います。
今、世界的に暗いニュースばかりが流れていて、辛いことや厳しいことが多すぎて、「そのせいでこうなった」「あれがなければこうならなかった」という言葉が飛び交っていますよね。
しかし「この苦境のおかげで、こうなれた」という前向きな言葉を話して、少しでも幸せを見つけることができたらいいなと思います。
みなさん、手洗い・うがいを徹底してしっかり予防に努めてください。
ちゃんゆり